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未来(3)
ライオン・ブックス 宇宙空港
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科学の進歩は大いに喜ばしいことに違いありません。
それによって多くの人の夢がかない、人間は月世界にも 降り立つことができましたし、しかも、宇宙への第一歩にすぎません。
まだまだ宇宙は広いのです。
しかし一方で、科学の進歩によって多くの生命、人命が失われたことも忘れることはできません。
(『ガラスの地球を救え』より)
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いつか人間は宇宙へと進出して行くのだと数々のSFが草創期からそう語っていました。
そしていま本当に宇宙ステーションの建造が進んでいます。
だからあと30年もすれば人が宇宙で暮らしはじめるようになるでしょう。それは人類にとって素晴らしい未来ですね。
可能性がそれこそ宇宙規模でひろがって行くのですから。
宇宙に進出することで、地球から枯渇しようとしている資源の問題も増え続ける人口の問題も解決するかもしれません。
――けれど、同じ夢を描いてかつて未開の土地や大陸へと進出して行った歴史を人類は持っています。
そしてそれが先住民族の命や文化を駆逐したのです。
もしかしたらバラ色の未来は新たな民族紛争を生むためのプロローグでしかないのかもしれない。
そうならないために、科学の進歩に負けない心の進歩が、いま最も強く求められているのです。
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